SUSTAINABLE DEVELOPMENT
医療法人恵愛会 大島病院 × SDGs
SDGsの取り組み
医療法人恵愛会 大島病院は企業活動を通じたSDGs達成への貢献をめざしています。
SDGs(Sustainable Development Goals)とは
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。
SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
SDGsの達成に向けた取り組み
1. 大島病院ZEB化 設備改修
具体的な取り組み
当院は、”ZEB化事業”を通じて、SDGsを支援しています。
当院は四季おりおりの自然が残る落ち着いた環境にある精神科・神経科・脳神経内科の病院です。
院内では安らぎを感じる空間を提供できるよう、広い病室や廊下、デイルームなど、明るく開放的な環境づくりに努めています。
1964(昭和39)年に病院を開設し、現在の建物は2008(平成20)年に新築移転しました。
冬季の寒さが厳しい土地柄、外壁には断熱材を敷設し、開口部もペアガラスを採用するなど、断熱性能を考慮しています。
設備の経年劣化とともに消費エネルギー量の増加が顕著になったため、院内の空調・照明・換気・給湯等の大規模設備改修を機に、”ZEB化事業”を実施する方針を立てました。
”ZEB”とは?” 詳細はこちらから(環境省ホームページ)
高効率な設備システム等を導入し、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の1次エネルギー消費量の収支をゼロとすること(Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)=略称ゼブ”ZEB”)以上を目指した建設事業のことを言います。
高効率で高機能な設備と太陽光発電の導入により消費エネルギーの削減、ランニングコストの低減を図り、また災害時にも一定のライフラインを提供できるよう、蓄電池を導入します。
空調はLPGから電気へ燃料転換を行い、また超高効率変圧器の導入と照明のゾーニング制御の導入によって、快適な空間づくりと省エネを両立し、周囲の環境に配慮した病院運営を目指します。
2022年10月から、2期にわたり行ってきたZEB化設備改修事業を 2023年12月に完了しました。
BELLSの認証取得
新潟県エコ事業所
当院は、"ZEB化事業"を通じて、地球温暖化対策に取り組む事業所として"新潟県エコ事業所"に登録しております。
エコ事業所は、1年間のCO2削減計画を策定し、管理体制やPDCAサイクルを明確化し、環境対策を実施するものです。
新潟県エコ事業所表彰制度の詳細はこちらから(新潟県ホームページ)